2014年11月30日日曜日

Kelvingrove Art Gallery and Museum その3


East Courtの95の浮いた頭を通り抜け、中央の階段をよけて奥の部屋に入ると、そこはGlasgowの芸術家、チャールズ・レニー・マッキントッシュグラスゴー派の展示室です。上はマッキントッシュのThe Wassail(酒宴)、かつてはMiss Cranston所有のIngram Street Tearoomsの一室に飾られていました。1900年の作品です。

マッキントッシュは19世紀後半から20世紀のはじめに活躍した建築家で芸術家です。草花のモチーフをデザインに取り入れ、スコットランドにおけるアール・ヌーヴォーの提唱者としても知られ、ウィーン分離派にも影響を与えました。


同じくマッキントッシュ製作のThe Chinese Roomです。内装と家具をそのまま移設して展示しています。マッキントッシュは建物だけでなく、内装や照明、家具や食器までトータルにデザインしました。


斬新で、先進的なデザインの建築は、生前一部のファンには高い評価を受けましたが、最後には仕事がなくなり。南フランスに移り住み、水彩画家として創作活動を行いながら生涯を終えました。

現在、マッキントッシュの作品は非常に高く評価されており、グラスゴーに残る学校やティールームなどの建築物は名所となっています。


David Gould製作のステンドグラスMusicです。この部屋にはマッキントッシュを中心としたグラスゴー派に属する数多くの作品も展示されています。

Kelvingrove Art Gallery and Museum
Argyle Street
Glasgow G3 8AG

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