Ardbeg Distilleryのウォッシュバック、発酵槽です。オレゴン松やダグラスモミで出来ていて、メッシュの床からの高さは人の胸あたりまでですが、実は床の下にさらに部屋があって、槽の高さは数メートルもあります。
6つあり、中に大麦から作った糖分を含む液体、ウォートを入れ、酵母を投入し発酵させます。発酵はすぐに始まり、液体からは炭酸ガスがブクブクと出てきます。
発酵の終了したウォートを蒸留する蒸留器です。2回蒸留するので2つあります。毎日使いますが、蒸留するごとに中に人が入って掃除をします。
出来上がった液体はニューメイクと呼ばれ、まだウイスキーではありません。かなり度数は高く、水を加えて63.5%に調整してからオーク材の樽に詰め、麻布を挟んだ蓋を打ち込み、最低3年熟成されてから出荷されてゆきます。
ただ、この段階ですでに美味しいお酒です。蒸留所で試飲させてくれることがあるのですが、絶対に試したほうが良いもののひとつです。
Ardbeg Distillery
Port Ellen
Isle of Islay PA42 7EA
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