2015年5月31日日曜日

National Museum of Scotland その7


旧館東側にあるAnimal Worldの展示です。思い切り詰め込んだ感じですが、その分見応えがあります。右下に一部見えているのはティラノサウルスの化石標本で、現在も過去も一緒に展示されているのが分かります。


日本の刀剣の展示です。展示品の管理は非常に良く、綺麗にディスプレイされています。

実際に展示されているものは一部で、日本刀、鍔(ツバ)、柄頭、目貫(メヌキ)などが多数所蔵されています。多くは慶長以降のものですが、中には15世紀のものという、ちょっと気になるコレクションもあります。(刀剣の時代ごとの違いはこちらをご覧ください。)


パイプを使った音のアトラクションです。組み合わせで通話先を変えることが出来ます。子供たちが大喜びして組み合わせを変えていました。


作業用ロボットの操作が体験できるアトラクションです。子供たちが実際に手を触れて楽しめる展示が数多く用意されているのが印象的でした。


1813年製造のWylam Dillyです。Tyneの技師、William Hedleyの設計で、石炭輸送に使われていました。

National Museum of Scotland
Chambers Street
Edinburgh EH1 1JF

2015年5月29日金曜日

National Museum of Scotland その6



モダンな新館に隣接する旧館の建物です。かつてのRoyal Museumで、1861年に建設が始まり、1866年に開館しました。外観はロマネスク・リヴァイヴァル建築ですが、内部は優雅な鉄骨の建築物です。


巨大な天窓を備えたグランドギャラリーです。内部は白く塗られ、非常に明るい空間を作り出しています。


建物は地上4階、1階にはカフェテリアとショップがあり、展示は各階のテラス、さらに奥にも展示室があります。展示物は自然科学、文化、歴史と多岐に渡り、スコットランドだけでなく世界中の文化を学ぶことが出来ます。


旧館2階の生活文化の展示です。これは20世紀初頭の展示ですが、20世紀後半のコーナーではコンピューターやテレビゲームも展示されていました。

National Museum of Scotland
Chambers Street
Edinburgh EH1 1JF

2015年5月26日火曜日

National Museum of Scotland その5


博物館を上まで登り詰めると、展望台になっています。ただ、危険防止なのか、壁や植え込みが高く、風景の下の部分がちょっと見にくい。

写真は博物館から北を望んだ風景です。左はエジンバラ城、その手前はミリタリータトゥーの観客席、右手の塔はかつてのHighland Tolbooth St John's Church、現在はエジンバラ国際フェスティバルの本部、The Hubです。


下から見ると展望台はこんな具合。飛んでいるのは鳩ですが、エジンバラは海が近いのでカモメを見ることも多いです。


博物館の北東の風景。中央はカールトンヒル、右手にはフォース湾、その向こうには対岸が見えています。左手に見える塔はThe Tron Churchで、17世紀に建てられた教会ですが、現在はショップやレストランが入っています。静かな夜には幽霊が出て、太鼓をたたくと言われています。


南西の風景です。右手の時計塔はかつてのエジンバラ市立診療所ですが、診療所は移転、現在はQuartermileという住宅、オフィス、貸し店舗の入ったモダンなビルへの建て替えが決まっています。

左手の茶色い屋根は、エジンバラ大学のMedical Schoolです。


東に見えるのはアーサーズシートです。見る方向で、だいぶ形が違います。

The Hub
The Tron Church
エジンバラ市立診療所
Quartermile
Medical School

National Museum of Scotland
Chambers Street
Edinburgh EH1 1JF

2015年5月14日木曜日

National Museum of Scotland その4


博物館4階、5階はIndustry of Empireのコーナーです。展示されているのは蒸留器と蒸気機関車。蒸留器はGlenfiddich蒸留所で使われていたもの、機関車は1861年製造のEllesmere号です。


Ellesmere号はスコットランド製で、英国で動態保存される最古の機関車といわれています。

スコットランドも含め、英国では蒸気機関車発祥の地ということもあり、蒸気機関車、客車、駅などが数多く保存され、実際に乗れる路線もたくさんあります。詳しくはこちら、またはこちらをご覧ください。

実際に乗るには、こちらが分かりやすいかもしれません。


北海油田のオイルリグの模型、左の赤い2つの塊は地下に向かって岩盤を掘り抜くためのダイアモンドカッターです。


スコットランドの有名人を紹介するコーナーでです。プロゴルファーのサンディ・ライル、ソウルオリンピック銀メダリストのリズ・マッコルガン、東京オリンピック銀メダリストのボブ・マクレガーなどなど。

下のヘルメットはスコットランド出身のレーシングドライバー、Jackey Stewartのものです。BRM、マトラ、ティレルと3つのF1チームでグランプリ優勝をし、最後は自らStewart GPを立ち上げて息子のポールと一緒に走っていました。


同博物館の1階には11971年にスペインGPでデビュー、6回の優勝を決めたTyrrell 003 F1も展示されています。


休息用の椅子です。なかなか良いサービスですが、もう少し居心地の良いものを用意してくれても良いように思います。


National Museum of Scotland
Chambers Street
Edinburgh EH1 1JF