2014年11月18日火曜日

Tennants


グラスゴー中心街の東のはずれにあるTennentのビール醸造所です。創業者一族の名前とそのブランド名からTennentの名で知られていますが、本来の名前はWellpark醸造所といいます。Tennent家がビール醸造を始めたのはジャコバイトの蜂起よりも前の1740年ですから半端な歴史ではありません。はじめはもっと東のMolendinar川沿いでDrygateという醸造所を営んでいましたが、1790年にこの場所に移ってきました。当時はスタウトや輸出用の度数の高いビールを造っていたようですが、現在メインの製品はスコットランドでのシェア60%を誇るラガーです。これも1885年から造っています。他にもCaledonianというエールのブランドもあり、こちらは私のお好み。


写真は醸造所の外壁で、以前はただのレンガの壁でしたが、最近になって同社をアピールする壁画が描かれました。Tという文字にこだわりがあるようです。Tennentですからね。


左はフランス語でJE T'AIME、あなたが好きですが、Tを赤にしてアピールしています。その右には日本語でアイヴ ゴッ マイン!が赤になっているのはご愛嬌。

同醸造所ではTennent's Training Academyというのがあり、さまざまなコースを提供していますが、一般の見学も受け入れています。興味のある方はこちらから。

Tennent Caledonian Brewaries
Duke Street
Glasgow G31 1JD

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