グラスゴー中心街の東のはずれにあるTennentのビール醸造所です。創業者一族の名前とそのブランド名からTennentの名で知られていますが、本来の名前はWellpark醸造所といいます。Tennent家がビール醸造を始めたのはジャコバイトの蜂起よりも前の1740年ですから半端な歴史ではありません。はじめはもっと東のMolendinar川沿いでDrygateという醸造所を営んでいましたが、1790年にこの場所に移ってきました。当時はスタウトや輸出用の度数の高いビールを造っていたようですが、現在メインの製品はスコットランドでのシェア60%を誇るラガーです。これも1885年から造っています。他にもCaledonianというエールのブランドもあり、こちらは私のお好み。
写真は醸造所の外壁で、以前はただのレンガの壁でしたが、最近になって同社をアピールする壁画が描かれました。Tという文字にこだわりがあるようです。Tennentですからね。
左はフランス語でJE T'AIME、あなたが好きですが、Tを赤にしてアピールしています。その右には日本語でアイヴ ゴット マイン!トが赤になっているのはご愛嬌。
同醸造所ではTennent's Training Academyというのがあり、さまざまなコースを提供していますが、一般の見学も受け入れています。興味のある方はこちらから。
Tennent Caledonian Brewaries
Duke Street
Glasgow G31 1JD
0 件のコメント:
コメントを投稿