Islay Woolen Millは島の中心ボウモアから東へ車で10分ほど、ブリッジエンドを通り過ぎた向こう、緑の立て看板のある角を右に曲がった奥、橋を超えたすぐの所にあります。
Woolen Millは羊毛を生地に仕立てる工房です。創業は1883年。アイラ島にただ一軒のWoolen Millです。
今のオーナーCovell夫妻は1981年にイングランドからやって来て、以来ウール生地一筋にこの工房で仕事を続けてきました。
建物は創業時のものを手を入れながら使っています。Covellさんが移り住んで来た時には、古い紡績機と織機が埃をかぶって置かれたままになっていました。
現在は糸を布に仕上げる作業のみですが、かつては刈ったままの原毛から糸を作り、染色するまでの一連の作業も全て行っていました。
建物の手前には橋があり、その下ではピートで色づいたSorn川が音を立てながら流れています。現在はありませんが、かつては水車があり、電気も使われていましたが、作業の一部にはこの川の水力が使われていました。
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