建物の入り口には小さな看板が。中に入るとまずショップが、その奥に2台の織機があり、凄まじい音をたてながらウールの生地を織っています。作業をする職人さんの耳にも防音用のイアーパッドが。
ここではCovell夫婦と息子さん、さらに4人の職人さんの7人が働いています。
よく見るとシャトルと呼ばれる糸巻きの入った船のようなものが打ち出され、糸の合間を通り抜けてゆくのが分かります。
このWoolen MillにはCovell氏がやってくる前からあった、ジェニー紡績機やSlubbing Billyといった18世紀にさかのぼる古い紡績機などが、屋根裏やショップの端にたくさん保管されています。
左は一番上が映画ロブ・ロイ、次が同じくブレイブ・ハート、その下はチャールズ皇太子です。どのキルトにも、このWoolen Millで織った生地が使われています。
映画界や王室に限らず、ここの生地の評価は非常に高く、ロンドンやイタリアのテーラーで使われています。
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