2015年1月25日日曜日

Stirling Castle その2


Outer Defenceの内側、The Palaceと呼ばれる建物です。1538年にジェームズ5世が建築を始めました。当初、王の居所は現在King's Old Buildingと呼ばれる建物だったのですが、フランス王家から妻を娶ったジェームズ5世が、フランスに王の権威を示すため、建てることにしたのですが、完成したのは彼の死後の1542年でした。

英国で最も保存状態の良い、ルネッサンス様式の建物です。



The Palaceの右側にある城門です。 ジェームズ4世が1503年に完成しました。フランスの影響が大きいと言われています。現在のStirling Castleの多くの部分がジェームズ4世、5世とその妻Mary of Guise、6世によって建てられました。

ジェームズ4世は賢君として名を馳せ、The Lord of the Islesのマクドナルド一族を従属させたことでも有名です。彼はScotsのほか、ラテン語; フランス語、ドイツ語、フラマン語、イタリア語、スペイン語を流暢に話したそうです。また、ゲール語を話した最後の君主としても知られています。

彼のあとを継いだのがジェームズ5世、その妻がMary of Guise、フランスの大貴族の娘で前回紹介したOuter Defenceを作らせた人です。ふたりの子がメアリー・スチュアート、その子がジェームズ6世、スコットランド王にしてイングランド王となった人です。


The Royal Palaceの壁面の彫像です。建物はルネッサンス風ですが、彫像はドイツ=ゴシック風といわれています。


Stirling Castle
Stirling FK8 1EJ

 

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