2014年12月3日水曜日

Kelvingrove Art Gallery and Museum その6


オランダ絵画の下のフロアにはスコットランドの作品を展示する部屋がふたつあります。上はAlexander Mannの作品。グラスゴー出身の画家で18世紀後半から19世紀初頭に風景や風俗画で名をなした人です。これはネアンとエルギンの間にあるFindhornの風景です。


上は現代の画家、Avril PatonのWindows in the West。1月の夕に突然起きた吹雪の後の、雪の積もった風景を描いたものです。この画家の代表的な作品で、細密で写実的な表現ですが、人物画についてはデフォルメが強めのグラフィックデザインに近い表現を使うアーティストです。

作品を作者が解説しているビデオがありますのでご覧ください。


スコットランドの画家には抽象絵画を描く人もいます。


これはJohn MacLeanのStrathspeyという作品です。谷ではなく踊りのほうを描いたものです。説明では音と動きをダイナミックに表現したというような説明がありましたが、私には良く分かりませんでした。画家としては相応に高い評価を得ているようです。


Kelvingrove Art Gallery and Museum
Argyle Street
Glasgow G3 8AG

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