2014年9月30日火曜日

Bene's その1


Bene'sはロイヤルマイルのホリールード寄り、王室がエジンバラ滞在中に使うキャノンゲート教会のはす向かいにあります。なんと言ってもフィッシュ&チップスが有名ですが、ピザ、パイ、フィッシュケーキ(魚のすり身の揚げ物)、ハンバーグなども人気です。


メニューは広大です。魚、ブラックプディング、ハギスはもちろん、ピザ、なんとMars Bar(チョコレート)だって揚げてしまいます。私は食べたことがありませんが、聞いた話ではトロリと溶けたチョコレートが凄く美味しいのだそうです。


フライヤーが商品ケースの下にある、典型的なスタイルです。

揚げたものも若干おいてありますが、 お客さんはとめどなくやって来て、それもすぐに売れてしまいます。フィッシュ&チップスも売れていましたが、私が店内にいたときは、案外にハギスを注文する人が多かった。

私は近くで食べてしまうつもりだったので、使い捨て容器のままもらいましたが、紙に包んで手提げ袋に入れて持ち帰ることも出来ます。頼むと、プラスチックのフォークを付けてくれます。

もちろん、揚げたてをすぐ食べるのが一番美味しいです。

つづく

Bene's
162 Canongate
Edinburgh, Midlothian EH8 8DD

2014年9月29日月曜日

Curly Coo Bar その3


カーリー・クーが普段から置いているビールが地元スターリングのHarviestoun2種とWilliam Bros.のJokerです。どちらもスターリングの街の東側、車で10分くらいのの場所にある小さな醸造所です。Harviestounはネズミがトレードマークでとても可愛いです。

Jokerは不敵な笑みを浮かべる道化師の絵で、非常にスタイリッシュなデザイン。上はHarviestounのラガー・ビール、シーハリオン、下はゴールデン・エールのビター&トゥイステドです。


上、右のJokerは5%のIPAです。このWilliam Bros.はちょっと変わったビールにスタイリッシュなラベルを付けて売っているとても興味深い醸造所です。写真、きれいに撮れてなくて済みません。是非、WEB見てください。


お願いして、ストッカーの中のボトルも見せてもらいました。何が入っているか説明しますが,興味のない人は飛ばし読みして下さい。

左上から、やはり地元スターリングのFallen醸造所のビール。昔の駅舎で作っているようです。その右はHarviestounのペール・エールとアンバー・エール。その右はイタリアのビールでペローニとバドワイザーです。バドワイザーはCommonwealth Gamesのスペシャル・ラベルです。

2段目は左からスコットランドのサイダーでThistly。カーリー・クーにあるのはエルダーフラワー味とストロベリー味、ジンジャー味の3種ですが、ほかにも数種類出ていて、ウイスキーの樽で熟成とういうのもあります。その右はフェイマス・グラウスが出しているジンジャー・ビール(アルコール入りジンジャー・エール)、その右はアイルランドのサイダー、Magnersです。

その下は左がワイン、右がスミノフソーダです。


ソフトドリンクも数多く揃っています。上段左からカナダの飲料会社、Fentimansのミカンとセビリア・オレンジのジンジャー・ジュース、バラのレモネード、トニックウォーター。この会社はコーラを始め、幾つかの商品を日本でも買うことが出来ます。

その右がBritvicのクランベリージュース。 その右は日本でも良く見るSchweppsのオレンジジュースとトニックウォーター。2段目は左からアップルタイザー、イングランドのBottlegreenのスパークリングドリンク(ザクロ&エルダーフラワー、エルダーフラワー、ジンジャー&レモングラス)、その右はFolkington'sの洋梨ジュース。Folkington'sはサセックスの会社で、南イングランドのさまざまな果物をジュースにして出しています。その右はコーラとIrn Bru。Irn Bru(アイアンブル)はスコットランドの2番目のナショナル・ドリンクと呼ばれるほど人気があります。味はファンタ・オレンジに似ていると思います。

一番下の段が、左はStrathmore、アンガス州の湧き水をボトリングしたもの、右はIrn BruのノンシュガーとIdrisのジンジャー・ビール。

ちなみに、カーリー・クーではスコットランド産のジンとウォッカの品揃えも良いとのことでした。

こう見ると、パブで飲めるものって、とても多いのですね。アルコールを飲めない人も、是非寄ってみてください。

ビールやウイスキーもいいけど、それ以外のも面白そうですね。順番に試してみたいです。

おわり


 Curly Coo Bar
51 Barnton St, Stirling FK8 1HH
01786 447191

2014年9月28日日曜日

Curly Coo Bar その2


ウッディーなラックと赤い壁紙が良い雰囲気を出すカーリー・クーの店内。オーナーのアンディはカウンターでお客さんと話をしていました。

カーリー・クーはパブとしては比較的小さい部類ですが、それでもカウンターとテーブル席を合わせて20席くらいはあります。平日の午後で空いていましたが、夜は結構いっぱいになるそうです。

ウイスキーの数は130種類くらい。さらにビールにシードル(りんごの発泡酒)、ソフトドリンクなどを合わせると、結構な数になります。

面白いのがボトルに付いたシールです。ボトルの首に色の付いた点があるのが見えると思いますが、緑が3.2ポンド、オレンジが3.3ポンドという具合に価格がひと目で分かるようになっています。

青が7ポンド、それ以上は黄色です。とても注文しやすく、良いアイデアだなぁと思いました。


この価格表はボトルラックに張ってあり、その右にはウイスキー以外の商品の価格も一覧表になって張ってあります。 飲み物のほかは、ポテトチップとナッツだけです。ポテトチップはクリスプスと言います。チップスというと、フライドポテトを意味します。

クリスプスは食べ切りの小袋で、中のポテトチップも小さ目が多いようです。

パブはどこでもテーブルチャージも チップも受け取りません。ドリンク代だけで商品を受け取ったときにその場で払うので、入りやすく帰りやすくなっています。



アンディの店作りが評判を呼び、カーリー・クーは2014年のBest Whisky Barに選ばれました。さらに、TripAdvisorでも2014年にCertificate of Excellenceを受賞しています。

つづく

 Curly Coo Bar
51 Barnton St, Stirling FK8 1HH
01786 447191

2014年9月27日土曜日

Curly Coo Bar その1


カーリー・クーはスターリング唯一のウイスキー・バーです。食事は出していません。あるのはお酒と、ソフトドリンクとポテトチップとナッツくらいのものです。それでも、店は有名でとても人気があり、なによりも居心地が良い場所になっています。

オーナーのマンディーは、それは実直な性格で、女手ひとつでこの店を盛り上げてきました。開店は2009年、でも、その前段の物語はとても興味深いものです。

彼女は以前、他の場所で同じ名前のバーをやっていました。今に負けないくらい人気があり、たくさんの人たちが彼女の店にやってきていました。ところで、その店は借家でした。ある日、家主が契約の更新の話をしにやって来て、彼女に言ったそうです、「更新はしない、店は私が引き継ぐ。」青天の霹靂だったでしょう。でも、どうにもならなりませんでした。が、彼女は挫けなかったのです。スターリングに新しい店を探し出し、同じ看板の今の店を開きました。

カーリー・クーは巻き毛の牝牛を意味しています。


モコモコのハイランド・カウの絵が可愛いパブサイン。


つづく

 Curly Coo Bar
51 Barnton St, Stirling FK8 1HH
01786 447191

2014年9月26日金曜日

I.J Mellis Cheesemonger


イアン・メリスのチーズのお店はエジンバラの中心街、グラス・マーケットに近いビクトリア通りにあります。店の扉は開け放たれ、前を通るだけで強いチーズの香りがしてきます。店内にはチーズが積み上げられ、それを求める人が込み合う非常に人気の高いお店です。

 

ヨーロッパ各地のチーズを扱っていますが、もちろんスコットランドのチーズの品揃えも半端ではありません。スコットランドのチーズには聖アンドリューの旗がついていて、スコットランド製を示しています。


小さいものはパッケージごとの販売ですが、大きなチーズはカットして売ってくれます。4種類ほど選んで、100グラムくらいづつ欲しいと頼むと、何の問題もなくカットしてくれました。目分量ですからサイズはいろいろですが、ちゃんと重さを測って値段を出してくれました。価格はどれも2~3ポンド、オーツケーキ(カラスムギのクラッカーのようなもの)も買いました。

このアダムソンのオーツケーキは1887年の創業で、当時の味を再現していることが自慢です。スコットランドの材料にこだわり、本当に手作りをしているようです。



ひとつづつコーティングした紙に丁寧に包んでくれました。左からAuld Reekie、Dunsyre Blue、Corra Linn、Isle of Mull Chedderです。どれもクリーミーさが特徴ですが、私はスモーキーな香りのAuld Reekieとブルー特有の香りが良いDunsyre Blueが特に気に入りました。

Auld ReekieはアバディーンのAlex Reidという人が作る3種類のチーズのひとつで、ウイスキーとチップを使ったスモークチーズです。美味しいので、次回はもっと大きく切ってもらいましょう。


エジンバラの中心にあり、非常に訪問しやすい場所です。是非一度、訪問してみてください。



I.J Mellis Cheesemonger
30 Victoria St
Edinburgh, Midlothian EH1 2JW
WEB: http://www.mellischeese.net/

2014年9月25日木曜日

FREE wifi with ScotRail


列車の窓のWi-Fi使用可能のラベルです。ScotRailの幾つかの駅、幾つかの路線でWi-Fiの無料提供が始まっています。電波も強く、速度も十分です。


セキュリティは張られていませんので、一切の手続きなしに使用が可能です。詳しくはこちらをご覧ください。小さな駅で利用可能な割りに、エジンバラ・ウェイバリー駅などで実施されていないのは、利用者が多く、対応が容易でないのだと思います。グラスゴー・セントラル駅もWi-Fiが提供されたのは、ごく最近のことです。当初20駅で始まりましたが、現時点(2014年9月)で24駅、1年以内に52駅まで増やすといっていますので、使いやすいWi-Fiポイントになることは間違いありません。


Wi-Fi以外にも、ScotRailの客車は案外に便利です。ドアは自動ですし、机付きの席もあり、トランクスペースも用意されています。(路線により、いろいろですけどね。)

なお、ScotRailに限らず、無料のWi-Fiの利用には十分ご注意下さい。

ScotRail以外だと、Starbucks Coffeeが比較的簡単で便利です。(特に、エジンバラ、グラスゴー、アバディーンにたくさんあります。)


2014年9月24日水曜日

Glasgow Queen Street その2


クイーン・ストリート駅(Glasgow Queen Street station)の掲示板です。停車駅が表示されて便利です。一番右が、現在の時間です。

左からアニースランド行き、エジンバラ行きですが、3番目のアバディーン行きは18分後の発車なのに、何番線に来るのか掲示がありません。掲示板にはさらに次のエジンバラ行き、スターリング行きと7つ先の列車まで掲示されていますが、発車ホームの掲示は空です。のんびりなのか、何なのか、不思議です。

掲示板の下の列は、トイレの入り口です。エジンバラもそうですが、有料で、30ペンスです。30ペンスの硬貨というのはありませんので、10ペンスと20ペンスを入れることになります。硬貨をちゃんと判別しているのか、なんとなく怪しい気持ちになります。

有料な割りに、以前はあまり綺麗でなかったのですが、最近は選任の清掃員が常駐して、大いに改善されました。一般にどこもそうなのですが、トイレは通路も手洗い周辺も個室も無駄に広いです。


チケットの自動販売機です。日本と違って、金額で購入ではなく、行き先選択で購入します。聞いた話では、距離で課金していないとの事でした。例えば、グラスゴー=スターリング(8.6ポンド)とパース=エジンバラ(15.6ポンド)では距離は似たようなものですが、金額は後者のほうがずっと高額です。また、往復というチケットも買えますが、片道とあまり変わらない金額だったりします。

片道はシングル、往復はリターンといいます。

購入は比較的簡単で、クレジットカードも使えますが、観光客も多く、慣れない人もいるので、駅員が巡回して必要に応じて案内しています。また、切符販売の窓口もあって、そちらを使う人も相変わらず多いです。


改札です。実は、10年か、15年か、そのくらい前までありませんでした。以前は車内検札だけだったのです。車椅子や、ベビーカー用に広いゲートがあるのは非常に便利です。

おわり

North Hanover Street
Glasgow
G1 2AF

2014年9月23日火曜日

Glasgow Queen Street その1


グラスゴーには列車の発着する駅が二つあります。ひとつは主にイングランド各地への列車が発着するグラスゴー・セントラル駅(Glasgow Central station)、もうひとつが主にスコットランド各地への列車が発着するクイーン・ストリート駅(Glasgow Queen Street station)です。この駅はグラスゴー・セントラル駅、エディンバラ・ウェイヴァリー駅に次いで3番目に利用者数の多いスコットランドの駅です。

上は駅名の掲示標。上は英語、下はゲール語です。スラーチ・ナ・バンリーンと読みます。といって、読める人が多いわけでも、この名で呼ぶことが多いわけでもないんですけどね。


駅は1842年に作られ、当時はエジンバラとグラスゴーを結ぶ列車だけが発着していたようです。

駅全体を覆うアーチ型の巨大な建物で、駅が路線の末端に位置するターミナル駅です。ここからエジンバラ、アバディーン、オーバンなどへ行くことが出来ます。

つづく

North Hanover Street
Glasgow
G1 2AF

2014年9月22日月曜日

Commonwealth Games Glasgow 2014


写真はクライドくんです。Commonwealth Games Glasgow 2014の公式キャラクターです。本当はただのClydeなんですが、日本語だと、やっぱりクライド君と呼びたくなるので、この記事ではクライド君と呼ばせて下さい。

Commonwealth Gamesは、イギリス連邦(英国とかつての英国植民地からなる国家連合)のスポーツ大会です。22回目のこの大会には71の国から4,947人が参加、7月8日から8月3日まで17の競技が行われました。スコットランドは53個のメダルを獲得しました。詳しくはこちらをご覧ください。

大会の期間中、さらにその後もグラスゴーの街の各所にクライド君の像や、ポスターがありました。写真はケルヴィングローブ美術館 & 博物館の前庭のクライド君です。ちなみに、クライド君の名前の由来はグラスゴーの街の中心を流れる川の名前です。


YouTubeなどでは、大会の開会式や競技の様子が数多くアップされており、見ることが出来ます。上のビデオクリップはセルティック・パーク(サッカー・チーム、セルティックのホーム・グラウンド)で行われた開会式の様子ですが、とてもスコットランド的で、楽しいイベントになっているのが分かります。女王陛下もスピーチをして、連邦の重要な催しであることをうかがい知ることが出来ます。ロッド・スチュワート(スコットランド系)、スーザン・ボイル(エジンバラ近郊出身)も熱唱、良かったら観てみて下さい。


上はグラスゴーの市内の建物の壁に描かれた大会の壁画です。大型の、ポスターのようなものですが、こうした壁画もかなりの数が描かれ、あちらこちらで見ることが出来ました。凄いなぁと思う一方、こうした催し物には大変なお金が掛かるんだろうなぁとも思いました。

次回開催は4年後の2018年、オーストラリアのゴールドコーストで行われます。


2014年9月21日日曜日

Bon Accord その3


私が行ったのは土曜日で、音楽をやっていました。週末にライブをやっているパブは少なくありません。この夜は、恐らくロックンロールだと思うんですが、ギター2人にドラマーで、声も良くなかなか上手で、とても楽しかった。ただ、アンプにミキサー、大きなスピーカーを持ち込み、結構な轟音で、パブの一角をステージに仕立てたその付近の席は、空でした。パブのカウンター周辺は人でいっぱいだったんですけどね。


ボン・アコードはウイスキー・バーとしてはとても有名で、賞もたくさん取っています。2012年には、Malt Whisky Bar of the Yearを受賞しています。上の写真のランプの下も、何かの賞なんですが、よく見えませんね。ちなみに、撮ったときには気がつかなかったんですが、天井の旗を見ると、オーナーはスコットランド独立賛成派だったようです。グラスゴーは53.49%がYESが多い町のひとつでした。

ボン・アコードでは食事も出来ます。味も良く、価格もリーズナブルなので人気があります。平日、土曜は11時から8時まで、日曜は12時半から8時までです。メニューはこちら


ランプがとても綺麗なんですが、上手に撮れなかった。グラスゴーに行ったら、是非寄ってみて下さい。グラスゴーでもお奨めの1軒です。

おわり

The Bon Accord
153 North St
Glasgow G3 7DA

2014年9月20日土曜日

Bon Accord その2


ボン・アコードは1973年創業です。ビールとウィスキーの品揃えが自慢で、ビールは年間900種類、ウイスキーは常時350種類以上といいますから、半端ではありません。グラスゴーで最初にカスク・エールのリバイバルを行ったというのも自慢の一つです。

カウンターにはビールを注ぐレバーが並び、棚にはウィスキーをメインに瓶が大量に並んでいます。こうなると、何を飲んだら良いか分かりません。「安くて旨くてスモーキーなお奨めを」と注文。「これでどうだ?」と言われても、飲まないと分からないので、値段だけ聞いてOK出しです。

ビールは、レバーに銘柄、スタイル、度数が入ったカードがついているので、それを眺めながら、「これ、半パインと」と頼みました。1パイントは約473.2ml。ビールは1パイント、半パイントで頼みます。もちろん、1パイントのほうが割安ですが、いろいろ飲みたいので半パイントです。

ビールにはラガーとエールがあります。上面発酵のエールが地のビールです。ボン・アコードに限らず、多くのパブが数多くのエールを揃えています。

私は完全にエール派、ホップの香りは好きですが、苦いのやタンニンが強いのは苦手です。

スコットランドはウイスキーが有名ですが、私はビールを飲むのが楽しみで仕方がありません。スタイル味わいが多様で、なにより自分好みの味わいです。しかも、店ごとに品揃えが違う。そして、日本ではほとんど飲めません。来ないと飲めない、貴重な飲み物なのです。


棚には瓶がいっぱいです。オフィシャルもの、ボトラーもの、ここはスコッチモルトウイスキーソサエティのボトルもあります。棚の上端にはビールのレバー用カードが、その上はサッカーボールが。オーナーがサッカーファンなんですかね?

つづく

The Bon Accord
153 North St
Glasgow G3 7DA

2014年9月19日金曜日

Bon Accord その1


グラスゴーのパブです。M8沿いにあり、周辺にもいろいろお店はありますが、案外に夜は暗く、寂しい場所です。中は案外に広く、建物の向こう側まで続いていて、抜けるとバルコニーぽく喫煙所があり、その向こうは道路、更に向こうは駐車場です。


多くのパブがそうであるように、外も中も非常にクラシック、照明は電球、入り口の上には立体の看板が付いています。店によりこうした看板は様々ですが、ここのは出来が良く、非常に凝っていると思います。

ボン・アコードはフランス語で「善き調和」といった意味ですが、アバディーンの人たちが良く使う言葉なのだそうです。言い伝えでは、スコットランド独立の王、ロバート・ザ・ブルース がアバディーンで戦ったとき、開戦の合言葉がボン・アコードだったとか。アバディーンにはボン・アコード教会など、その名のついた場所もあるようです。

アバディーン市の公式な乾杯の言葉というのがあり、「会えて嬉しい、別れは悲しい、再会は嬉しい、ボン・アコード(Happy to meet, sorry to part, happy to meet again - Bon Accord!)」と言うのだそうです。

つづく

The Bon Accord
153 North St
Glasgow G3 7DA