2014年12月9日火曜日

Grayfriers Bobby


南の端から見たGeorge IV Bridgeです。左のCandlrmaker Rowを下ると橋の下の本来の地上へと出ることができ、その先はGrassmarketへとつながっています。その分岐点に立っているのが有名なGrayfriers Bobbyです。

Candlrmaker Rowというくらいでかつてはロウソク職人たちがここでロウソクを作っていたのですが、臭いがひどいと周囲から苦情が合いつき、17世紀の中盤には名前だけ残して職人たちは全て引っ越してゆきました。


スカイテリアのBobbyはエジンバラ市警の夜警、ジョン・グレイの飼い犬で、夜回りの際も含め、いつでもグレイと一緒だったそうです。そのグレイが1858年に結核で亡くなると、Bobbyは一日のほとんどをグレイの墓の横で過ごすようになりました。

一時は飼い主がいないということで処分されそうになりましたが、当時のエジンバラ市長、ウィリアム・チェンバースが登録料を支払い、Bobbyは保護されることになりました。

Bobbyは16年間、Grayfriers Kirk(教会)にあるグレイの墓地の傍らで過ごし、1872年に亡くなりました。グレイの墓に近い教会墓地の門の内側に埋められたそうです。

Frierというのは托鉢修道僧のことです。宗教改革以前、ここにはフランシスコ会の教会があり、会則に従って修道僧たちは灰色の修道衣を付けていたため、この場所はGrayfriersと呼ばれるようになりました。


Bobbyの鼻をこする運が向くというので、鼻をこする人、それを写真に取る人がたくさんいます。そのため、鼻は金属の地肌が出て金色です。

2013年10月1日、鼻をコーティングして像と同じ色に戻す作業が行われましたが、48時間後には再び金色に輝いて、エジンバラ市は修復を諦めました。

Bobbyの後ろにはGrayfriers Bobby's Barというのがありますが、この建物はBobbyが生まれる前の1722年から立っていて、Bobbyのお墓の上に立っているわけではありません。建物自体はCandlemakers Hallと言いますが、これも通りの名前から付けられたもので、建てられた時にはロウソク職人はひとりもいなかったのですから、皮肉なものです。


George IV Bridgeの終点に立っているBedlam Theatreです。劇場の名は付いていますが、もともとは教会、1843年建立のNew North Free Churchでした。教会として使われなくなった1937年にエジンバラ大学に寄贈され、1980年からはEdinburgh University Theatre Companyが劇場として使用しています。席数は90席、Bedlamですが、ベツレヘムから派生した単語のようで、あまり良い意味はないみたいです。

スコットランドでは今は違うけれど元教会という建物がたくさんあります。
 


The Greyfriars Bobby
30-34 Candlemaker Row
Edinburgh, Midlothian EH1 2QE

2014年12月8日月曜日

The Elephant House その3


ショーケースにあったキッシュとビーフパイを頼みました。単独で来るかと思ったら、キッシュにはサラダとマッシュルームが、ビーフパイにはマッシュドポテトが添えられています。キッシュ、温めてあって、とても美味しい。


キッシュも良かったのですが、ビーフパイが本当に美味。パイ生地もサクサク、さらに中のシチューが素晴らしい美味しさです。肉が軟らかく煮てあって、口の中でとろける。それがソースとベストマッチ。毎日食べに来たい位です。


最後になりましたが、ここはJ. K. Rowlingがハリー・ポッターを執筆した場所として有名です。壁にはJ. K. Rowlingの写真や記事などがたくさん掲示してありました。


J. K. Rowlingnoのほかにも、リーバス警部の作者Ian LankinNo.1レディーズ探偵社の作者Alexander McCall Smithもお店に良く来るそうです。(どちらも邦訳が出ていますし、リーバス警部はテレビドラマ化され、日本語版でDVDも出ています。)

同じ日、昼すぎに通りかかったら、待っているお客さんが長い列を作っていました。朝はあんなに空いていたので、びっくりしました。こんなに混んでいたら、再び誰かがここで何かを執筆するなんてのは、ちょっと無理ではないかと思います。

お店の名前と象の絵の入ったシャツや帽子、カップなどを売っているので、ハリー・ポッターのファンへのお土産に良さそうです。ショップはこちら

混んでいても良いお店ですが、朝の静かな時間は美味しいコーヒーをすすりながら、朝食を摂るのに最適です。冬なら食事時を外せば、空いてるかも。

この次はお昼ご飯を食べに来たい。

The Elephant House
21 George IV Bridge
Edinburgh
Midlothian EH1 1EN

2014年12月7日日曜日

The Elephant House その2



中に入ると、壁も机の上も象だらけです。ディスプレイ用の大きなガラスケースがあって、これも象の置物でいっぱいです。お店の説明によると、600匹以上いるとのこと。

The Elephant Houseは1995年の創業、紅茶とコーヒーに特にこだわりを持ったお店です。焙煎は地元エジンバラ、開封したコーヒーは24時間で使い切る、抽出温度は90~95度で沸騰させない、などなど。紅茶も抽出時間は5分、ポットカバーは使わないと言います。


普段はピザやラザニアなどのイタリアン、さらにソーセージやハンバーガーなどの定番料理を出す店ですが、朝は朝食メニューになります。ショーケースにはパイやキッシュが。

コーヒーも紅茶もバリエーション豊かです。左端の棚にはさまざまなフレーバーのシロップが、黒板の右はシングルモルトが数種類、ビールもありますが、それはお昼からです。


店の奥から撮った写真です。左の壁の向こうがキッチンです。


店の奥は左にエル字型に広がっており、窓の外には街の風景が広がっています。そう、こちら側は3階の窓なんですね。窓際には鉢植えがあり、気持ちよい空間が広がっています。

窓際には雑誌や新聞が置いてあり、自由に読むことが出来ます。

The Elephant House
21 George IV Bridge
Edinburgh
Midlothian EH1 1EN

2014年12月6日土曜日

The Elephant House その1


エジンバラの街、National Museum of Scotlandの西の端から北へ伸びる道はGeorge IV Bridgeと言い、300mほどの道全体が橋の上にあります。1829年から1832年にかけて2つの町を壊して建設されたこの橋は、エジンバラ旧市街の南端と、新市街をまっすぐ結ぶために作られました。両側に建物が建っていて分かり辛いのですが、建物の切れ目から顔を出すと、下はアーチになって道が通っているのが分かります。

そのGeorge IV BridgeをNational Museum of Scotlandから来たに歩くと、左手に赤い門構えのお店が見えてきます。これが、今回ご紹介するThe Elephant Houseです。


通りに面しては1階ですが、5階建ての建物の3階に当たります。また、左隣は現在、綺麗な白い門構えのPatisserieで、1926年創業とありますが、1926年創業はロンドンの本店で、1~2年前までは同じ赤い門構えの空き家でした。


子供用のメニューもあるようです。The Elephant Houseというだけあって、象にこだわりがあるようですね。

8時の開店ちょっと後あたりで着きました。今日はここで朝ごはんにしようと思います。


The Elephant House
21 George IV Bridge
Edinburgh
Midlothian EH1 1EN

2014年12月5日金曜日

Kelvingrove Art Gallery and Museum その8


Kelvingroveの半地下にあるショップです。このフロアにはショップが3軒、カフェテリアがあります。所蔵品をモチーフにしたものもあり、定番の絵葉書、複製画、キーリングから装飾品まで幅広い品揃えです。 ホールにあるパイプオルガンのCDもあります。


価格もいろいろ、一見の価値ありです。


もう一軒のショップ。こちらは自然科学、歴史、アートに興味が持てるような子供向けの商品が集められています。他に衣類や装飾品のお店が一軒、いずれも魅力的なお店です。

Kelvingroveのショップは通販もしています。興味があったらこちらをご覧ください。

8回にわたってKelvingrove Art Gallery and Museumをご紹介しましたが、他にも数多くの部屋と展示品があります。1日あれば一通り回れますが、恐らく何回来ても新しい発見があるはずです。また、定期的に特別な展示もあります。

来る際にはFloor Planを一度見ておくとよいです。ただし、来れば日本語版もあります。(日本語がちょっと変ですけどね。)


Kelvingrove Art Gallery and Museum
Argyle Street
Glasgow G3 8AG